先日、ツガルくんから空手映画のDVDを借りた。
その中での中先生の台詞。
「空手は勝つためのものではない。負けないためのものである。」
以前読んだ本を思い出す。
「空手は琉球時代の漁民達があみ出した武術。他国の侵略者から部族を守るため、漁具や素手で戦うために生まれた。」
。。。とかいう内容。
大陸からの武装した軍隊相手に、家族を守るため漁具と素手でどんなオモイで戦っただろ。
勝つ必要はない。だけど、家族のために絶対に負けちゃいけないんだ。
そういったオモイはどれほどのものだっただろ。
「空手」のルーツを考えた週末。
僕らの子供のころのヒーローは、「仮面ライダー」、「ウルトラマン」。
今、家族を持ちそれなりの責任感を感じざる負えない状況でのヒーローは、「天才バカボンのパパ」、「はじめ人間ゴンの父ちゃん」。
彼らは、とてもダサかったけど、ひたむきに子供たちに向き合っていた。
何よりも家族をひたすら守っていた。
そんな彼らをとってもカッコよく思えてしまうのは齢のなせる業。
「やつらの足音のバラード」
なんにもない なんにもない
まったく なんにもない
生まれた 生まれた 何が生まれた
星がひとつ 暗い宇宙に 生まれ
星には夜があり そして朝が訪れた
なんにもない 大地に ただ風が吹いてた
やがて大地に 草が生え 樹が生え
海には アンモナイトが 生まれた
雲が流れ 時が流れ 流れた
ブロントザウルスが 滅び
イグアノドンが 栄えた
なんにもない 大空に
ただ雲が流れた
ただ雲が流れた
恐竜の生物大量絶滅は、小惑星衝突が原因とする事で決着したらしい。
アウストラピテクスのいた時代よりもずっとずっと昔の話。