個人的"稽古日誌(備忘録)"
準備運動も終わりまじかに到着。
バナナの皮を車に投げ捨て体育館に入る。
【移動基本】
黄色帯くんたちも参加。いつにない緊張感の面持ち。
外受けエンピにて先生の指導。
「外受け時、きちんと前屈に入る事。移動しながらの場合、足の中央で外受けしがち。」
目の前ではカノンが蹴揚げ。流れるような動きにみとれ動作が遅れる。くやしいほどうまい。
【形】
今日のお題は、平安初段、平安弐段、平安参段。
平安初段の先生の指導。
「下段払いを力まない。膝を超えない。むしろ滑らかな運動。」
「転回する際、踵中心。」
「追い突きの際も踵支点。支点は動かさない。」
平安参段の先生の指導。
「エンピ横打ちの際、体の軸を垂直。突き、手刀受け、の際、体軸はいつでも垂直。」
【慈恩】
久々にナカノさんに慈恩の指導を受ける。
ケイへの指導。
「追い突きの際、力んだ結果、肩が前にでてしまう。」
なるほどと思い聴いていると、「おとうさんもですよ。」と厳しい追い突きをくらう。
「側面中段打落しの際、膝が伸び腰が高くなる。腰の高さはいつも一定。それは、突き、転回も同じ。」
「突き、蹴りは力んだら駄目。突きは、引手を早く。蹴りは、臀部を突き出す感覚。それだけで早くなる。」
私の場合、力まない=気を抜く という仕様になっている。
仕様変更の必要あり。
適度な湿度のせいで体育館の床板が滑らずハヤサカ先生も喜んでいる。
今日は、時間がなく礼をする間もなく体育館をでる。
稽古も終わり車の窓を全開にしながら帰路をたどる。
いつもは騒がしい後部座席もなにやら静か。
信号待ちの際、振り返ると口を開けて熟睡。
この子らなりに精一杯なのだろうなと思う。反面、そういう状況を体験できる事をうらやましくもある。
今日はおぼろ月。いろいろな事を思わせる。
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