【組手】
県大会を控え色帯くんたちの「自由一本」の練習。
お手本は、カンタとアキラ。
以下、先生の指摘抜粋。
カンタ vs アキラ
アキラ:受けをこじるな。受けは、内腕でしっかりと受けること。
タケシ vs ナオキ
タケシ:突き、受けともにスピードがない。ぐらつかない位置で受けをとれ。詰まらない位置で突きを行え。
ナオキ:スピードがあって良し。突いたあとにぐらつく。
シンタロー vs ケイ
シンタロー:迫力が感じられない。突きを極めろ。
ケイ:突きがとどいていない。
先生曰く、「組手は、気。気で負けない。突きは極める。受けはきちっと受ける。つまらない小細工をするな。」
シブヤ先生に組手の相手をしていただく。
「刻み、逆突き」、「逆突き、逆突き」、「フェイント(足蹴り)」
突きを受ける際、身を引いては次の攻撃がワンテンポ遅れることになる。軸をあいてに向か
わせながら受け、攻撃を行う。 という指南。
刻みの運足をうかがう。
刻みは、前足からの運動と後足を引いてからの運動の二つしか頭になかったが、後屈からの
体重移動での方法をうかがう。
私にとっては、目から鱗。
有段者の方が自分の間合いよりも遠くから突きを入れられるのを不思議に思っていた。
自分の運足の方法が間違っているか、挙動が遅いのだと自分かってに理由付けをしていた。
今日は、一足早くサクラの開花宣言を聞いたかの様。シブヤ先生に感謝。
キョーマが詰襟の学生服に身を包み稽古に現れる。
少し大きめの詰襟が初々しい。
ガンバレ新中学生。
バス停までの歩道。街路樹のコブシの花が咲き始める。
たどたどしくバス停にバスが止まる。なにか不慣れな運転手さん。
見慣れない女子高生が新しい鞄を抱えて乗り込んでくる。
いつもと変わらない出勤の光景のはずなのに何か違和感。
少しづつ変わりながら流れていく時間。
4月のなせる業。